令和5年度予備試験短答式試験終わりました

 令和5年度の司法書士試験、そして予備試験短答式試験が終わりました。受験された皆さまお疲れさまでした。


 司法書士試験は毎年驚くトピックがありますね。今年は埼玉の会場で停電があったとか。また不動産記述式は複数解の疑義があったり、商業記述式は監査等委員会設置会社が出た上に吸収分割&募株発行という心を折るようなボリューム。
 私は以下のように僅か1点差の合格なので、昨今の鬼のような試験問題では合格しなかったと思います。本当についていました。
 毎年輩出される優秀な合格者に負けないよう、実務を学べないうちは試験勉強を続けなければと改めて思いました。私が司法書士試験に合格して5年になります。試験勉強は法改正を追いかけていくのにもってこいです。

 

R4

基準点

H30

基準点

H30

成績

午前

81(27問)

78(26問)

87(29問)

午後択一

75(25問)

72(24問)

84(28問)

午後記述

35.0

37.0

42.5

総合点

216.5

212.5

213.5

上乗せ点

25.5

25.5

26.5

受験者数

12,727

14,387

-

合格者数

659

620

-

 

 その勉強素材の一つとして選んだ予備試験短答式試験去年は惨憺たる状況でした。その反省から今年は自分なりに相当負荷をかけました。相変わらずフルタイム勤務しながら司法書士試験勉強と同様の負荷をかけたので正直きつかったです。自己採点した結果は以下の通りで、コツコツ頑張った成果が出たようで正直嬉しいです。

 

R4

R5

速報

※成績

民法

26

26

※28

商法

20

30

民訴

16

26

※29

憲法

22

14

行政

8

6

※11

刑法

12

24

※26

刑訴

14

25

※23

教養

21

39

合計

139

190

※200

合格点

159

※168

 民事系、刑事系が伸びたのと一般教養のヤマ勘が当たったのが本当についていました。もう二度とこんな高得点は取れないでしょうね。
 短答式の勉強しかしてないので論文式試験にはもちろん歯が立ちません。10年以上かけて目指した司法書士試験並みの情熱も無いですし。でも白紙答案というのも癪なので1枚くらい書けるよう勉強して論文式試験に臨みたいです。

 試験勉強ができるというのは自分の仕事や健康に問題がないだけでなく、家族にも同様の条件が奇跡的に整わないと叶いません。また自分の力で如何ともし難い社会や社内のことと違って、ただ自分が頑張ればいいもの。有難い世界だなと思います。

 

 でもそろそろ畳の上の水練は終わりにして、実務に出て学んだことを活かしたいですね。

 

※追記 短答式試験合格発表がありました。200点も取ることができて嬉しいです。