簡裁訴訟代理等能力認定考査 合格しました

 本日、認定考査の合格発表があり、無事合格することが出来ました。長い研修を支えてくれた関係者の方々、チューターや弁護士の先生方、共に研鑽した同期達、平日に掛かる研修のため休暇を許してくれた会社の同僚、そして試験勉強のため帰省できない間に実家の面倒を見てくれた兄弟等など、手助けしてくれた多くの人々にお礼を言いたいです。
 ちなみに認定率は79.7%と4割台の昨年と比べてほぼ倍増という易化ぶりでした。それでも現場で解いてて「簡単」という認識はなかったです。まず時間は余りませんでした。基本的な論点が細かく組み合わさっていて基礎をがっちり押さえてないと忽ち失点する、そんな感じだったのですが。。。

 

 これで司法書士試験の全てを卒業となります。本当に長かったし中盤人生を賭けた挑戦でした。平成の最後に手にしたこの資格で、これから令和の後半人生を戦っていくという局面を迎えます。正直もう遅いかもしれないけどね…。

 

 どうやら今の会社はリストラに舵を切ったようで僕も同僚も待遇が悪化していきます。人員も予算も削減され現場は壊れる寸前です。そんな悲惨な泥舟にも似た現場で専門知識を駆使し同僚を支えつつ、僕自身は第二の人生の準備をしっかり進めていこうと思います。

 

 退職する前にもう1つ取っておきたい資格が土地家屋調査士です。まだちょっと齧っただけですが、表示登記の知識があると不動産登記の理解が深まると思いました。もちろん仮に合格しても、この歳で、この身体で調査士の任に耐えられるとは思っていません。司法書士として開業した後、調査士さんに正しく案件をアシストできるよう、正確な表示登記の知識を担保したいが為の受験です。「あの司法書士、お客さんにいい加減なこと言って!」と案件を引き継いだ調査士さんにご迷惑を掛けないように。
 ただ、「この歳で」なところなんですが、実は近老眼のために三角定規の目盛が読めません。遠近両用眼鏡でも目盛が読めないようなら受験は諦めて勉強だけすることにします(苦笑)。

 

 

 本当にお疲れさまでした。

 

 ありがとう。