令和2年度司法書士筆記試験合格発表

 去る12/25に今年の司法書士筆記試験の合格発表がありました。

 

H25(参考)

H30

H31・R1

R2

出願者数

(実受験者数)

27,400

(22,494)

17,668

(14,387)

16,811

(13,683)

14,431

(11,494)

筆記合格者数

794

620

606

593

合格率

(実受験者比)

2.8%

(3.5%)

3.5%

(4.3%)

3.6%

(4.4%)

4.1%

(5.2%)

基準点

204.4

187.0

173.5

179.0

合格点

(僕の成績)

221.5

(138.0)

212.5

(213.5)

197.0

 

205.5

上乗せ点

17.5

25.5

23.5

26.5

 合格された皆さま、本当におめでとうございました。特に今年はコロナ禍の影響で本試験が延期になったり、民法の大改正があったりと、非常に困難な受験で、それを突破された皆さまには返す返すも頭が下がる思いです。

 受験者数が激減する中で合格者数がさほど減らないため表面上の合格率は上昇していますが、昔より本試験問題は難しく長文化しているし、今や上乗せ点は択一9問分に達しています。更に今年はコロナ禍による特殊事情もあり、実に厳しい戦いだったと思います。本当に、本当にお疲れさまでした。

 上記の通り、僕は平成30年度に僅か1点差で合格しました。もし平成25年度並の合格率だったら合格者数は500人少々、一方で総合得点別員数表によると僕は632位でしたから当然落ちています。合格者数維持による合格率上昇の恩恵に預かった1人としては「だから最近の合格者はレベルが低いんだよ」なんて謗りを受けないように研鑽を続けていきたいです。

 …などと偉そうなことを言っていますが、実は調査士試験前後から体調を大きく崩して寝込んでしまいました。

 会社も休んだり早退したりで今なお同僚に大変な迷惑を掛けています。十年以上に及ぶ銀行員兼業受験の生活は思った以上に身体を蝕んでいたようで、司法書士試験・認定考査・測量士補試験・土地家屋調査士試験と一連の試験が終わって一気に疲れが出たようです。司法書士試験を終えた後、調子に乗って調査士試験に挑むような無茶はしないほうが良かったかなぁ。

 やりたいことは沢山あるけど今は体調の回復が第一。来月の調査士試験発表が頭の隅で気になりつつも、とりあえずは少し休んでいようと思います。そして元気になったらまた勉強頑張ろう。改正民法を改めて叩き込みたいし、改正会社法も押さえたい。印鑑届出任意化を受けての商業登記規則の改正を初めとするオンライン申請対応にも追いついていかないといけない。目の前には積読がいっぱいです。